このサイトでは子どものころはドリブルばかりしていた有名選手、ドリブル中心の外国のストリートサッカーについての記事等を数多く引用している(『【指導指針】子供の頃はパスよりドリブル突破』、『少年時代のエピソード』)。今回、引用するのは中田英寿。いつものような子どもの頃にドリブルばかりしていたエピソードではないです。引退する少し前に出版した子ども向けの本で、子どもの頃にもっとドリブルの練習をしておけばよかったと言っています。
━小学校のころによくやっていた練習ってなんですか?
小学校のころはよく走ってましたね。ぼくらの時代はよく走らされてたかな。
━もしかして、試合での豊富な運動量はそのころにつちかわれたものでは。
いやあ、どうかな(笑)? ぼくは小学校のころにもっとドリブルの練習をしておけばよかったなって、今、ちょっと後かいしてるけどね。
━やっておけばよかったと思う練習はほかにありますか?
山ほどあるけど(笑)、やっぱりドリブルの練習っていうのは小さいときからやっていないとなかなか身につかないんで、もっと小さいときからやっておけばよかったなって思う。
監修nakata.net kids『教えて! ヒデ』小学館、2006年、5頁
ドリブルは小さいときからやっていないとなかなか身につかない。逆に、キックやトラップはある程度の年齢でもドリブルよりは上達するのか。
個人的には中田英寿はドリブルが不得意だという印象はない。中田英寿の全盛期は97〜2000年あたりだと思うが、そのころはスペースが前方にあるときのドリブルはかなり凄かった記憶がある。体を寄せてくる相手に当たり負けせず、逆にはじき飛ばすこともめずらしくなかった。ただ、スペースがないときのドリブルはそれほどでもなかったと思う。
Q 質問
フェイントがどうやってもうまくいきません。中田選手のようにうまくなるにはどうすればいいですか?
A 答え
正直のところ、おれもフェイントは得意じゃないんだよね(苦笑)。でも、これから毎日練習すればじゅうぶんうまくなる時間はあると思うよ。1回2回やったからって、すぐにできるようになるものじゃないからね。何千回も繰り返し練習してみて。そして、重要なのは常に相手をイメージしてやること!!
監修nakata.net kids『教えて! ヒデ』小学館、2006年、57頁
確かに、フェイントはあまり使っていなかった。スペースがなくても、フェイント等を使ったドリブルで相手を突破するようなプレーができれば、本人にとってはやや不本意と思われるトップ下から下がり目のMFに転向することもなかったかも。


