フランスと言えば、フランスで合宿中に、向こうの柔道選手たちと僕らとで、サッカーをしたことがあります。20対1で負けましたけど。フランス人は子供の頃からサッカーをしているから、柔道選手でもみんなサッカーがめちゃくちゃうまいんですよ。
「I LOVE SOCCER 瀧本誠さん(柔道選手)」『週刊アエラ』2002年4月15日号
よほどの実力差がないと、この点差にはならない。この点差はサッカーの浸透度の違いなのか。
いろんな違いに驚いたんですが、一般の人も本当にサッカーを楽しんでるってことにも驚きました。
サッカー場がいろんな所にあるし、芝生の公園もたくさんあるし。
子供から大人までみんな夕方になると集まってくるんですよ。で、2チームに分けてゲームするんです。
とにかく「ゲーム」をするんです。(特に子供がね)子供が2人集まると1対1の「ゲーム」、4人集まると2対2の「ゲーム」がはじまるんです。
日本は違うと思うんですね。
2人でボール蹴ったり、3対1をしたりが多いんですよね。
この辺も勝負にこだわる精神や、考え方の差になってくるのかなぁと感じたり・・・。
みんな真剣で、けっこううまいんです。
あんまり遅くなって、奥さんらしい人が怒って旦那を呼びに来たりもしてました。(笑)高木健旨『COPA web Site』
http://www.copamag.com/CL/clm_september.html
フランスでは、一般人が日本とは比べ物にならないくらいにサッカーをしているようだ。仮に日本にサッカーをしてもいい場所がたくさんあっても、フランス人のように日本人がサッカーをやるとは思えない。
ブラジルのバレーボールの代表、けっこう強いですよね。ウォーミングアップはサッカーですよ。みんなサッカー好きでサッカーをやったことがあるからです。サッカー選手になれなくとも、ほかのスポーツをやっても、みんなサッカーが遊びでできます。テニスのグスタボ・クエルテンという選手がいて、そのクエルテンもサッカー好きで、やっぱりウォーミングアップはサッカーをやります。それぐらいみんなサッカーが好きで、サッカーに触れるわけです。やめられないんですよ、ほかのスポーツをやっても。そこが日本と大きな違いです。
「[講演]ブラジル人にとってのサッカー マリーニョ」『サッカーのエスノグラフィーへ』 社会評論社 、2002年、58頁
バレーをやる体育館や、テニスコートにわざわざサッカーボールを持ち込んでサッカーをやっているのか。ウォーミングアップにかこつけて、好きなサッカーをやっているという感じ。
どうすれば、フランスやブラジルのように、ほかのスポーツをやっているような人をサッカー好きにすることができるのか。毎度毎度同じ結論になるのだが、小学生にサッカーを教えている指導者が、「ストリートサッカーを普及する方法 その4、その5」をやって、所属しているサッカー少年が、その子が通っている学校の子どもを足技で翻弄し、サッカー少年のプレーをマネして足技を身につける子どもを増やす。足技を知らないよりは、知っているほうがサッカーをおもしろいと思うわけだから。


