2006年06月30日

日本人がシュートが下手なのは、シュートが下手だという自覚がないからなのか

日本代表の練習を見ていると、シュートが枠に飛ばないので、がっかりすることがある。マイナス気味のボールに足を合わせるような形では結構ゴールの枠に飛んでいるのに、後ろからのボールをシュートしたり、ドリブルシュートになると、確率はぐっと落ちてしまう。これはキックの技術の問題だろう。

後藤健生「ああいえば、こう蹴る。」『週刊サッカーマガジン』2005年12月20日号、36頁

自分は代表の練習はファルカン時代に2回くらい見ただけで、あとレイソルの練習をたまに見るくらいなのだが、日本人はプロ選手でも簡単なシュートをけっこう外すんだな、という印象がある。

試合ですごいシュートを決める選手は、練習で10回けったら7本ぐらいゴールを決めるものだが、日本の選手は1本か2本同じようなすごいシュートが打てることで、同格だと勘違いしてしまいがちである。その差の大きさ、埋めることの大変さを知らなければならない。それは一朝一夕にはできない。地道な努力が必要だ。

「世界との格差に衝撃」『岡田監督ふっとライフ』
http://www.kanaloco.jp/sports/soccer/0606/jw06062701.html

横浜F・マリノスの監督岡田武史によると、日本の選手はシュートが下手だとは思っていないようだ。後藤健生は「技術の問題」と言っているが、それ以前に意識の問題なのか。それはシュートに限らない。「【指導指針】基本(キック、パス等)が全然できていないと自覚しよう」に日本は選手も指導者も、外国人や昔の指導者、選手から見たら基本ができていないのに、基本ができていると勘違いしている、というような内容の文章をたくさん引用している。岡田武史の指摘はそれらとまったくと同じ。

日本人だけで練習するような環境、例えば、プロになる前の大学、高校以下の環境ならそういう勘違いをしてもやむを得ない部分はある。しかし、Jリーグにはたくさんの日本人よりも有能な外国人FWがいるわけで、ボーリングに例えたら、ストライクを頻繁に出す人といっしょにプレーしている人が、ストライクを1ゲームで1回か2回くらいしか出さないのに自分がストライクを頻繁に出している人と同格だと思っているようなもの。まともな人間ならそんな風に思わない。だから、岡田武史の指摘と違い、シュートが下手だという自覚は日本人プロ選手にはあるかもしれない。岡田武史の指摘どおりなら、日本人プロ選手はバカなのか。

posted by tak at 18:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍、新聞等のメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
世界のジュニアのチームでは小学生ぐらいからシュート練習に時間を多くさいてるんでしょうか?スペインなんかではシュート練習をこだわってやってるみたいですけど…
Posted by さ at 2006年07月05日 21:11
そうだよね〜。
Posted by at 2008年03月30日 10:35
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